neko girl
峰なゆかの森見評が面白かったので。
http://d.hatena.ne.jp/minenayuka/20100127/1264605206
森見登美彦作品は、ここで取り上げられてる「夜は短し歩けよ乙女」と、あと「有頂天家族」を読んだことがあって、個人的には面白く読んだんですけど、ここで述べられてる「猫ガール」に関することはほぼ全面的に同感です。
この「猫のような女」、「猫ガール」というのが本当に曲者で、
それはまさに多くの(童貞)男子がすがりたい幻想のようなものであって、事実幻想です。
そこにあって、そこにないやつ。
触れてあるとおり、「夜は短し歩けよ乙女」の巻末では羽海野チカが解説をしてますが、彼女もまさに「猫ガール」系です。
童貞の心を持っている女性はそういう傾向があるんじゃないかな。
それでもって多くの男子の心を揺さぶるわけですね。
(「童貞の気持ちがわかるからこそ、男子の心を揺さぶれる」という仮説にもとづいてます。)
ついでに、この「猫ガール」って言葉だけど、近いうちに絶対に流行らせようとするだろうなー。「気まぐれ女子☆」とかキャッチコピー並べて。
この前見た女性誌には「おじガール(おじさんみたいな服を着たガールらしい)」なるものが出てました。
すでに「森ガール」→「山ガール」→「おじガール」と、自然から生き物への流れが出ているので、これはもう時間の問題でしょう。
とりあえず近いうちに「四畳半神話大系」を読んでみようと思います。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/03/25
- メディア: 文庫
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